第3フェーズでは、「顧客は何を望んでいるのか?(customer)」を考えます。
社長(あなた)の会社の商品が法人向けであろうと、個人向けであろうと、
怠ってはならないことが「経営環境の変化に対応する」という事です。
ある時、法人向け商品を扱っている製造業の社長が
「いや~、宮坂さん。
我が社はB2Bの商品で、購買が窓口ですから、
ネット対応は必要ないのですよ。
ホームページは高い金だして綺麗なのがあるし、
営業は訪問営業だからね~」
確かに窓口は購買かも知れませんし、個別商談かも知れません。
でも、購買の人たちは日常どんな機器を使っていますか?
会社ではPCかもしれませんが、通勤途中、休憩持、昼食時、業務終了後、休日・・・
必ずスマートフォンを使っています。
連絡はどうでしょうか?
かつては電子メールで全て事足りたのですが、
今はメッセンジャー、ラインなどアプリ系の連絡が多くなっています。
それから世間の話題は何で起こっていますか?
ブログ、ツイッター、facebook、YouTubeなど
多様な媒体が利用されています。
社長(あなた)の会社のホームページは
スマートフォンやタブレットに対応していますか?
利用者が使う機器に応じて、全体的なフレーム、構成や写真サイズ、
メッセージの位置や文章の構成など、
自動的にデザインが変更されていますか?
スマートフォンで会社の地図は見えますか?
その地図はGoogleマップになっていますか?
スマートフォンからの資料請求や問い合わせなどの対応は出来ていますか?
まず、利用者・消費者の動向が著しく変化していることを認識して下さい。
それは「経営環境が大きく変化している」という事です。
環境が変わった時、経営者は何をするか?
変化に対応して、自身も変化するのです。
(進化出来ない生物は淘汰されます)
利用者・顧客側から「物事」を考え直す良い機会です。
問い合わせを増やす為に「何をすべきか?」を考えます。
見込客は「ネットに居ます」!
ネットから「問い合わせ」「資料請求」「セミナー参加」「面談依頼」「相談」「試供品請求」・・・
などを増やす方法を考えます。
チャネルも「facebook」「Twitter」「YouTube」からの問い合わせ
Googleの検索連動型広告、Yahooのディスプレイ広告、ユーチューブ広告、アマゾン広告・・・
まだ手がけていない方法が沢山ある筈です。
利用者・消費者の立場から考えましょう。
利益>行動
人は面倒を嫌う動物です。
問い合わせや資料請求などの「行動」は面倒なのですよ
でも、得・解決・満足という「利益」が、
「面倒」というマイナスよりも大きければ、人は「行動」します
コメント